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【職人が答える】屋根工事にかかる日数は?

こんにちは!皆さんが屋根リフォームを検討される中で、特に気になるのが「工事日数」という方は少なくないと思います。その期間は安心して住まいができるのか、騒音や振動などはどうなのか…など、分からないことがたくさんあります。今回は、そんな疑問に対して実際に工事に携わる職人がキチンとお答えいたします!

代表的な屋根リフォームである「屋根カバー」のざっくりとした工期は以下のような感じです。

  • 足場組立 1日
  • 下地調整、ルーフィング貼り 1日
  • 板金役物取り付け 2日
  • 屋根本体張り 2日~3日
  • 棟板金取り付け 1日
  • 足場解体 1日

合計すると、作業日数が8日~9日といったところです。あくまでも作業日数なので、工事期間としてはもう少し長めに見ておいていただいた方が良いですが、一般住宅であれば長くても、着工からおおよそ2週間で引渡しとなるでしょう。

カバー工法であれば、既にある屋根の上にかぶせるだけなので、工事期間中に雨漏りがするなどの心配はほぼありません。日中、工事時間中は屋根から騒音や足音などで御迷惑をおかけしますが、安心してお住まいしていただくことができるでしょう。

ざっくりとした作業日数についてはお伝えしましたが、「現場は生き物」という職人言葉があるように、条件によって作業日数に差が出る可能性があることもお伝えしておきたいですが、それは以下の原因によります。

  • 職人の人数によって差が出る。最近は、建設業界にも高齢化、少子化の波が影響し、屋根職人も少なくなっているのが正直なところ。リフォーム作業は1人でするのと、3~4人でするのとでは効率に大きな差があります。職人が集まらない会社では、他の会社に比べて作業日数が増える可能性があります。
  • 天候に左右される。雨が降ったり屋根が濡れていては、職人がすべって屋根に登ることができません。冬は夜露(よつゆ)で、朝一は登るのが厳しい日も。夏は金属屋根の表面温度が60度を超す場合もあり、熱中症を避けようと思えば作業時間が減ってしまうのも仕方ありません。
  • 屋根の勾配(かたむき)による。屋根勾配がきついと、それだけ職人の作業効率が落ちます。一定の勾配以上になると、屋根の上にも「屋根足場」を組んで、職人が足をかける場所が必要になります。
  • 屋根の構造による。入母屋や寄棟など面数が多かったり、複雑な形状をしている屋根ほど、取付ける部材の数や仕舞い作業が多くなり、その分時間が多めにかかってしまいます。また、下屋根があるお宅も日数が増える大きな要因の一つです。
  • スペースなどの作業環境による。工事用の車を家の前やすぐ近くに停めることができない場合は、材料の荷下ろし運搬に時間がかかります。また、材料の加工にも一定のスペースが必要になりますが、そのような場所が確保できない場合も、作業時間が増える要因になります。

以上のような理由により、スムーズにはかどる場合もあれば、うまく行かない場合もあります。現場調査の段階でそのようなリスクを察知できるかどうかも、職人の腕の見せどころですね!

今回は屋根工事にかかる日数についてお伝えしましたが、必ずしも「スピード」が一番だと言い切ることは難しいでしょう。決められた手順を丁寧にキッチリやろうと思えば、それだけの時間を要しますし、工事が終わってしまえば見えなくなる屋根部分のリフォームですので、お客様との対話や疑問の解消に時間を費やすのも、屋根業者にとっては非常に大切なことです。

ミツルリフォームでは、早かろう安かろうの仕事は絶対にしません。職人のプライドとして納得のいく仕上がりを追求したうえで、スムーズに合理的な進め方で仕事をしています。屋根、外壁の仕事なら技術もスピードもご満足いただけることは間違いありません!お住まいについてお困りのお客様は、何でもお気軽にご相談いただければと思います!

本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました!このブログでは、皆さんに屋根リフォームに興味を持っていただけるような内容を発信しています。今後もぜひチェックをよろしくお願いします!

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