近年は、ひと昔以上に太陽光パネルを設置するご家庭が増えており、東京都では新築への太陽光パネル設置を義務化する条例が2025年4月から施行されるなど、脱炭素社会への気運の高まりという点からも、今後さらに太陽光パネル設置住宅が増えることでしょう。
今回は、これから太陽光パネルの装着を検討されている方、また、大規模な屋根改修にあわせて太陽光パネルの取り付けをセットで考えられている方に参考となる内容です。
ズバリ!太陽光パネルと相性マル○な金属屋根
結論から言いまして、太陽光パネルを取り付ける屋根は、たてひら葺きや横葺きなどの「ガルバリウム鋼板屋根」がオススメです!
現在は住宅でも主流になりつつあるガルバリウム鋼板屋根ですが、まだまだカラーベストの屋根が圧倒的に多い気がします。カラーベストは、新築でもリフォームでも安価などの理由でシェアが高く、太陽光パネルを取り付けるための下地としても問題ない屋根材です。
ですが、太陽光パネルが普及してきて、太陽光パネル設置から20年~30年経過している昨今、太陽光パネルからの雨漏りという被害を耳にする機会が少なくありません。もちろん、太陽光パネルそのものが原因しているのではなく、その取り付け方、屋根との固定方法に原因がありそうです。
カラーベスト屋根への太陽光パネル設置は、基本的には下地をカラーベストにそのままビス打ち、直接穴をあけて固定する方法がとられています。せっかく防水機能100パーセントの屋根材でも、穴をあけてしまっては耐えきれないのは当然ですね。。。
では、ガルバリウム鋼板屋根は相性が良いと言うなら、直接穴をあけずに固定することができるのでしょうか?
ガルバリウム鋼板屋根は、厚さおよそ0.5mmの鉄板を重ねて葺いていますので、カラーベストのようなスレート系素材みたいに「バキッ」と割れたりする心配がない分、頑丈です。その特性を活かして、屋根材に穴をあけることなく固定できる、専用の金具が存在するのです!屋根材メーカーだけでなく、金具を作る専門メーカーなど、皆さん色々と考えられています!
太陽光パネル設置用の専用金具の存在。
ガルバリウム鋼板屋根の中でも、ダントツで雨漏りの危険性がすくない「たてひら葺き」。細長い鉄板を水の流れる方向に並べるため、水が入る危険性があるのは板と板のつなぎ目「ハゼ」という部分のみ。このハゼ部分を利用する金具を使用します。
サカタ製作所:たてひら葺き直付工法
最近の住宅屋根では、たてひら葺きよりもオシャレで強固な屋根となる人気の「スーパーガルテクト」などの横葺き屋根にも、横葺きの重ね部分をうまく利用する金具があります。
これらの知識は「屋根専門業者」でなければ中途半端になります。太陽光パネルの取り付けと屋根リフォームは別業者であることは前回も申しましたが、屋根との相性がどうかなど、まずは屋根専門業者に相談してみるのが、雨漏りせず長く建物を持たせる上では非常に重要です!!
ちなみに、326リフォームでは、実広社長と同い年のつながりが深い電気工事士が太陽光パネル脱着に駆けつけてくれますので、太陽光パネルの脱着は一般的なリフォーム業者に比べてかなりお安くさせていただけますので、ぜひご検討下さいね♪
以上、太陽光パネルのついた屋根リフォームについてでした!
最後までお読みいただきありがとうございました。屋根、外壁をはじめとしてお住まいについてお困りのお客様は、何でもお気軽にご相談いただければと思います!
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました!このブログでは、皆さんに屋根リフォームに興味を持っていただけるような内容を発信しています。今後もぜひチェックをよろしくお願いします!
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