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【モダンな外壁へ!】金属サイディングのススメ!

皆さんの中でも、サイディングという言葉を聞いた事がある人、また知っているという方は少なくないと思います。ご存じの通り、サイディングは外壁そのもので、さまざまな模様やデザインのものが各メーカーから出されており、現在は住宅の主流の外壁材料になっています。

サイディングという言葉を少し深掘りすると、そもそも語源が英語の「外壁」です。皆さんがおそらくイメージしているのは、いわゆる「窯業系(ようぎょうけい)サイディング」という、主にセメント(コンクリートの原料、水でかたまる粉)で出来た表面に凹凸の模様があるデザインのものではないかと思いますが、実は金属製のサイディングもあるのです!

今回は、窯業系サイディングのライバルでシェアが増加傾向の「金属サイディング」について、オススメの理由などをご紹介致します!

おなじみの窯業系サイディングの外壁

金属サイディングのこれまで

金属サイディングは、外壁パネル材として使用される金属製の外壁材です。実は、金属サイディングの歴史は窯業系サイディングよりも古く、50年以上の歴史を持っています。以下に金属サイディングの歴史のポイントをご紹介します。

1966年:石膏裏打ちの金属サイディングが初めて登場しました。この時点ではまだ窯業サイディングが主流でしたが、金属サイディングの可能性が広がっていました。

1979年:日本工業規格(JIS)「JIS A 6711」が制定され、金属サイディングの基準が確立されました。この規格により、金属サイディングの品質や性能が統一され、現在に至っています。

現在:金属サイディングは、ガルバリウム鋼板やエスジーエル鋼板(SGL)などの素材を使用して、耐久性や断熱性に優れた外壁材として広く普及しています。特に新築住宅での採用が増えており、そのデザイン性やメンテナンス性の高さから、今後も主流となる可能性があります。

金属サイディングは、その歴史を通じて進化し、多くの家屋で採用されています。

金属サイディングのメリット

断熱性に優れる

金属サイディングは、熱伝導率の高い鉄板の弱点を補うために、芯材に硬質ウレタンフォーム(発泡スチロールみたいなもの)などの断熱材を使用しています。そのため、窯業系サイディングやモルタル外壁と比較して、非常に高い断熱性を持っています。特に夏場は表面が高温になりがちですが、そのデメリットも下地の作り方や施工方法、遮熱工法や断熱施工などでカバーが可能というわけです。

軽量で建物への負担が少ない

金属サイディングは薄い金属製の鉄板でできているため、窯業系サイディングなど他の外壁材とくらべても外壁材自体が非常に軽量です。重い外壁材を使用すると、地震の際に家の重心が安定せず、耐震性が低下する可能性があります。しかし、金属サイディングは建物の耐震性を損なうことなく外壁リフォームができます。

耐久性やメンテナンス性が高い

ガルバリウム鋼板製のため、耐用年数が20年~40年と非常に長寿命であり、金属サイディングは経年劣化による色褪せがほとんど発生せず、長尺の材料を使用するためシーリングを打つ箇所も少ないため、長期的に見てメンテナンス性に優れています。窯業系サイディングに比べて、鋼板は材質劣化によるひび割れなどがほぼ発生せず、紫外線や地震などの外的影響を受けることもほとんどないため、雨漏りの危険を生ずる箇所が生まれにくいメリットもあります。

(出典)アイジー工業・金属サイディング「SP-ガルスパン」

金属サイディングのデメリット

メリットがある以上、デメリットも必ずありますので、お客様のニーズや環境によって適切に判断しましょう。

価格が割高

窯業系サイディングと比べると、鉄板が高騰している背景もありますが、価格がやや高めです。ただし、耐用年数が長くメンテナンス性に優れているため、長期的なメンテナンス費用を考慮するとコストパフォーマンスに優れる外壁材でもあります。

周辺環境によってはサビが発生しやすい

表面が金属であるため、海が近い沿岸地域や鉄道が近いなどの特定の環境下ではサビが発生する可能性がありますので、適切なメンテナンスを怠らないように注意が必要です。

選べるデザイン・カラーが限られる

金属サイディングは形状デザインの自由度が低く、カラーも限定されてきます。しかし、金属サイディング独特のデザインが「カッコいい!モダンでおしゃれ!」とお好きな方であれば、全くデメリットとはならないので、お客様のイメージにあうサイディングの選択肢として考えることができるでしょう。

金属サイディングは、耐久性や断熱性が高く、軽量であることがメリットですが、デメリットも考慮して選択することが大切です。

(出典)KMEW・金属サイディング「はる・一番」

今回はメリットとデメリットから、金属サイディングの良いところについてはご理解いただけたと思いますが、実際にはリフォーム店などで実物を目で見て体で触れてみて、その良さを実感していただければ幸いです!

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