屋根工事をするにあたっては、足場組み、既存解体、下地のやり替え、大量の材料・・・と、とても高額になるイメージがありますよね！？だからこそ、最近は「安いし塗装で済ませよう」と、安易な選択をしてしまいがちです。しかし、塗装だけで屋根の根本的な機能をリフォームできるわけではありませんので、建物の状態にあった最適な工法でリフォームすることが最も大切になってきます。
そこで、今回は十分な屋根性能を確保しつつ、なるべくコストを抑える方法について、屋根専門業ならではの視点から徹底解説させていただきます！
その①信頼できる地域の屋根業に依頼すること！
まずは、誰に頼むかということ。おそらく、誰に頼めばよいかよく分かっていない方が大半ではないでしょうか？誰に頼むか分からないので、とりあえず家を建ててもらったハウスメーカーや工務店などに相談してみようという心情になるのは無理もないことです。
しかし、屋根専門店から言わせれば、それほど誤った選択はありません！ハウスメーカーや工務店とは、家を建てたりリフォームする全体的な管理には向いていますが、それぞれの部位のリフォームに関する特化したノウハウがあるわけではありませんので、必ず１次、２次・・・と下請け業者に依頼して施工してもらうわけですね。
そこでどうしても「中間マージン」という手数料が発生し、お客様からすれば無駄な金額を支払うことになってしまいます。もちろん、悪徳なお金というわけではありませんが、階層的に関わる業者が増えれば増えるほど中間マージンは多くかかり、おまけにお宅へ来た営業マンと実際に施工する職人とはまったく別の会社であったり、さまざまなムダや弊害が発生する元にもなってしまいます。
屋根をリフォームしたいのであれば、やはりお客様が直接、屋根専門店に頼むのが一番良いに決まっています。中間マージンはゼロで、施工までの手順がスピーディ、そして地域のお店であれば信頼度が高まるため、テキトウな施工をして品質不良になったりするリスクは低く、アフターサポートも安心してお願いすることができます。
その②コスパの良い工法を追求すること！
屋根リフォームで言うコスパとは、「雨漏りしない防水性の高さ」と「金額の安さ」の開きが大きいほどコスパが良いということになるでしょう。お金をケチって雨漏りがする結果になってしまっては元も子もありませんし、かと言って屋根の性能以上のものを求めだすと金額は増加していきます。
建物の構造や状況にもよりますが、まず金額を抑える上でもっとも効果的なのは「葺き替え」よりも「カバー」工法で済ますという選択です。屋根の葺き替えであれば当然、既存屋根の撤去費用や処分費用がかかりますので、工事費用は高くなります。
次に、お客様が材料を選択し提案してみるのも悪くありません。高品質の材料は美しさと耐久性を兼ね備えていますが、コストもそれなりにかかります。一方で、予算を抑えたい場合は、コストパフォーマンスの良い材料を選ぶことがポイントです。プロのアドバイスを受けながら、予算に合わせた最適な材料を選ぶことを意識しましょう。
また、工事するタイミングを考えることも重要です。屋根のリフォームは季節や天候によって作業のしやすさや工期が変わってきます。例えば、天候の良い時期やリフォーム業者の繁忙期を避けると、工事の費用を抑えることができるかもしれません。予定を立てる際には、屋根専門店のアドバイスを参考にして最適なタイミングを見つけましょう。
さらに、リフォームの範囲を考慮することも大切です。屋根のリフォームは、全体を一度に行う必要はありません。優先順位の高い箇所から着手することで、予算を分散させることができます。必要な修繕や改善を行いながら、段階的に進めることで負担を軽減できます。また、一度お願いしたプロに段階的に依頼することで、お家にとって最適なサポートを受けることもできるでしょう。
皆さんに大切なお家に長く住んでいただくために、屋根リフォームは必要不可欠です。ただ、予算の面は気になるところ。そのためにも様々な工夫を凝らし、少しでも予算に見合った形で屋根リフォームをしてほしいと思います。
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました！このブログでは、皆さんに屋根リフォームに興味を持っていただけるような内容を発信しています。今後もぜひチェックをよろしくお願いします！
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