こんにちは！だんだんと台風シーズンが迫っている昨今、災害から身を守るために一番大切な「屋根・外壁」は、災害に耐えれるだけの能力があるでしょうか？それを確かめるための屋根点検の手法として、今回はドローン点検のメリット・デメリットについて考えたいと思います。
近畿地方では記憶にあたらしい、平成30年台風21号では、泉南市の電柱がなぎたおされ、関西空港のタンカーが風で流されて連絡橋に衝突したりと、甚大な影響がありましたが、それからは泉州地域の数少ない屋根業者がとても忙しくなり、ご相談が殺到しました。
お客様のご相談・ご要望がどのようなものかを把握するため、また、屋根外壁の損傷状況をいち早くそして安全に確認することができるのがドローン屋根点検です。
ドローンを用いた屋根点検のメリット、デメリットは何があるでしょうか？
まずは、メリットについて以下のような項目が挙げられます。
- 安全性：屋根点検は高所や急勾配の屋根に登る必要があります。従来のハシゴで登る方法では作業員の危険を伴い、また屋根材を踏んで損傷させるおそれがありますが、そのような心配がなくなります。
- 効率性：ドローンは素早く広範囲をカバーすることができます。従来の方法では、点検に時間がかかることがありますが、ドローンを使用することで、点検作業の時間を短縮することができます。
- 費用効果：ドローンによる屋根点検は、従来の方法に比べて費用が低く抑えられます。クレーンや足場の設置などの追加コストが発生せず、また、労働時間も短縮されるため、総合的な費用効果が高いです。
- 詳細な点検：ドローンは高解像度のカメラやセンサーを搭載しており、屋根の細部まで詳細に点検することができます。劣化や損傷箇所を正確に特定し、修理やメンテナンスの計画を立てる上で役立ちます。
- 記録と報告：ドローンは点検中の映像や写真を撮影することができ、これらのデータを元に屋根診断書をすばやく作成することができます。これにより、点検結果を視覚的に確認し、必要な修理や保守作業を明確に示すことができます。
つづいて、デメリットは以下のような項目が挙げられます。
- 騒音などの近隣配慮：ドローンは大きな運転音が発生するため、稼働時間や時期に配慮する必要があります。その他、法律などに基づいたコンプライアンスの遵守などに配慮が必要です。
- 障害物の存在：屋根周辺には障害物が存在することがあります。例えば、木や電線、建物などがあり、これらにドローンが衝突するリスクがあります。また、障害物がある場合にはドローンの操作や視野が制限されることもあります。
- ドローンの制約：ドローンはバッテリー寿命や飛行距離の制約があります。大規模な建物や広範囲の屋根を点検する場合には、複数回の電池交換やドローンの移動が必要となる場合があります。
- 電波干渉：屋根点検に使用するドローンは、リモートコントロールや映像伝送などのために無線通信を使用します。周囲の電波干渉や電磁波の影響により、信号の乱れや遮断が発生し、ドローンの制御や映像伝送が安定しない場合があります。
- 技術的なスキルと知識の必要性：ドローンを操作し、屋根点検を実施するためには、適切な技術的なスキルと知識が必要です。操作ミスやトラブルのリスクを最小限に抑えるためには、訓練を受けた専門家やパイロットのサポートが必要です。
弊社においても、ドローン点検は積極的に採用させていただいております。建物や環境など現場の条件に合わせて、ドローン点検を実施するか、ハシゴで登って直接点検するかを適宜判断できるのも、屋根専門業者ならではの最大のメリットではないでしょうか。
私たち３２６（ミツル）リフォームでは、屋根や外装、お家の外回りに関することはどんなことでも承っております！些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください！
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました！このブログでは、皆さんに屋根リフォームに興味を持っていただけるような内容を発信しています。今後もぜひチェックをよろしくお願いします！
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