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リフレクティックス遮熱工法とは?

「遮熱」という言葉を初めて耳にする方は少なくないかもしれません。

日本における建築では、従来「断熱材」といって、グラスウールなどを原料とする空気層を設けるフワフワの素材を、屋根や壁のスキマに仕込んで暑さ寒さを和らげる工法が一般的です。

そんな常識に対抗すべく、いま「遮熱材」という比較的新しい素材が、日本を代表する大企業をはじめ、北海道や東北、東海地方などの一般住宅でシェアを伸ばしています。

今回のブログから、その「遮熱材」の中でもトップシェアを誇り、遮熱効果が類似品とは比較にならないホンモノの商品を基に、遮熱とは何かについて考えていきたいと思います。

外気温38.5℃でもエアコン不要の工場!

米国インディアナ州に本社を構えるリフレクティックス。ここでは、壁、天井にリフレクティックス遮熱材を施工しています。この工場では、真夏日の外気温38.5℃でもエアコンを使用しないで快適に作業をしているそうです。室内に熱源のある工場のみ、小型エアコン1台が動いていますが、アメリカの過酷な高温環境でエアコンが設置されていない工場なんて、にわかに信じがたい事実です。

米リフレクティックス本社の工場。屋根壁全面が銀色にかがやく

快適さは温度でしょうか?

外気温36℃の太陽の下にいると、噴き出るような汗と息詰まるような熱気で立ちくらみをする、最近は年々それよりもっと過酷な猛暑を体感するようになりましたが、一方で木陰に入ると涼しく感じます。

でもちょっと冷静に考えてみると、我々の体温からすれば外気はそれよりも低い温度ですから、本来は涼しく感じても良いと思いませんか?

しかし、科学的に申すと、暑く感じてしまうのは、太陽の「輻射熱(ふくしゃねつ)」というものが直接身体にあたって熱を発しているからなのです。木陰に入ると、葉っぱが輻射熱をカットしてくれますので、涼しく感じるわけですね。

また一例をあげますと、36℃のお風呂に入った場合は、ぬるく感じるのは想像しなくてもわかります。

これらのことから、人間が「暑い、寒い」と感じるのは、実は温度がすべてでは無いということがわかります。「輻射熱」という言葉は、遮熱を語る上で欠かせないので覚えて下さいね!

熱移動の75%は輻射熱。

ペンシルベニア州立大学の報告によれば、ビル等の空間での熱損失の大半は、伝導熱と対流熱によると考えられていましたが、実際ほとんどの熱伝達は「輻射熱」によるもので、その量は全熱移動の75%を占めると述べられています。ちょっと難しい言葉が出てきましたが、要するに建物が暑い・寒い原因の75%が輻射熱というものによるということですね。従って、断熱材をぶあついものに替えたり、熱伝導率を低くしたりするだけでは、快適な空間は生み出せないということになります。

輻射熱をカットする決め手は反射率!

屋根材、外壁材、その他ほとんどの建材は、当然かもしれませんが輻射熱を反射する率が低く(反射しようと思って作っていないので)外部の熱を吸収してしまいますので、夏は暑く冬は寒いという結果になるのも当然です。

しかし、反射率が脅威の99%を誇るリフレクティックスは、ほとんどの熱線をはね返してしまいます。さらに、吸収された残りの1%は、リフレクティックスのエアーキャップによる断熱層が、熱の伝導を防止しますので、これは最強の遮熱であり、断熱材といえます。

リフレクティックスの構造は簡単にいうと、梱包材などでよく見るプチプチの気泡緩衝材を、非常に薄いアルミ箔でサンドイッチしたようなもので、見た目は「え?これだけ?」と正直思ってしまう簡単な構造ですが、アルミニウム層の品質と、建物に施工する際の施工方法などによって、反射率を最大限に活かす工夫をしているので、類似品とは比較にならない効果を発揮するのです。

反射率の比較

素材反射率
99%
リフレクティックス99%
98%
アルミ合金75%~91%
アルミ蒸着品35%~60%
レンガ7%
ガラス5%
スレート8~10%
木材2~10%
タイル5~15%

まとめ:屋根裏の空間を制するものは時代を制する

大々的な見出しですが、あながち言い過ぎではありません。

前述のとおり、リフレクティックスの反射率が高いため、屋根裏にしこめば太陽からの輻射熱を反射し、暑くならない空間を作りだすことができます。また、室内の冷暖房の熱も反射して逃がさないので、外部からの影響は避けて内部の冷暖房率を高める相乗効果が生まれます。

リフレクティックスは今までの常識を覆してしまう素材であり、建材です。その細かい秘密は今後のブログでご紹介するとして、まず「ウソだろう」という疑問や、ご興味を持っていただければ幸いです!

当社の遮熱特設ページ https://saneban.co.jp/reflectix

最後までお読みいただきありがとうございました。屋根、外壁をはじめとしてお住まいについてお困りのお客様は、何でもお気軽にご相談いただければと思います!

本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました!このブログでは、皆さんに屋根リフォームに興味を持っていただけるような内容を発信しています。今後もぜひチェックをよろしくお願いします!

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