近年は、ひと昔以上に太陽光パネルを設置するご家庭が増えており、東京都では新築への太陽光パネル設置を義務化する条例が2025年4月から施行されるなど、脱炭素社会への気運の高まりという点からも、今後さらに太陽光パネル設置住宅が増えることでしょう。
今回は、太陽光パネルが設置されている屋根のリフォームについて、一般の屋根に比べての違いや、気を付ける点などについて考えてみたいと思います。また、これから太陽光パネルの後付けを検討されている方にも参考となれば幸いです。
屋根リフォームには太陽光パネル脱着が必要
結論から言いまして、太陽光パネルが設置された屋根は、リフォームに「脱着費用」が必ず発生します！
屋根のリフォームといえば、カバー工法や葺き替え、屋根塗装などがあります。屋根材の上に設置されている太陽光パネルは、大小問わず、リフォームの際に必ず一旦取り外さなければ施工することができません。カラーベストの屋根カバーで考えた場合、まず太陽光パネルを取り外し、屋根材の上に固定されている太陽光パネルの下地も外す、そこから初めて屋根工事にとりかかることができます。
太陽光パネルを取り外して、また復旧する。新しく取り付ける時に比べれば手間は２倍。ですから、どうしても「太陽光パネルの脱着」だけで、それなりの費用がかかってしまいます。
では、太陽光パネルが設置された屋根リフォームは、誰に頼めばよいのでしょう？
太陽光パネルは保証期間内に一度脱着してしまったり、メーカー以外の業者が触ったりすると、保証が切れてしまう場合もあるため、保証期間が残っているのであれば、太陽光の設置業者やメーカーに依頼した方が良いと思われるのは当然でしょう。
一方で、我々のような屋根リフォーム専門業者であれば、太陽光パネルの脱着に関する知識や技術のない業者である可能性は否定できません。無知な職人に「なんちゃって」で安易に脱着されて、発電しなくなったとか、電気系統のトラブルが発生したとなると、これまた大変です。
仕事に合わせた適切な発注を！
屋根リフォームと、太陽光パネルの脱着。これらを一緒のものと考えるのは一般的な考え方です。
ですが、屋根リフォームは「屋根工事」、太陽光パネル脱着は「電気工事」、まったく工種の違う別工事ですので、両方の工事をやってくれる業者は非常に稀です。言い換えれば、一つのリフォーム店に依頼したとしても、実際に施工する業者は２社になるということですね。
我々屋根専門業者としてのご注意として、お客様が「太陽光パネル設置業者」へ屋根リフォームを依頼するアプローチの仕方はオススメしません！
太陽光パネル設置業者は、決して屋根リフォームに詳しくありませんので、お客さまの「こんな屋根リフォームをお願いしたい」「どんな屋根工事のプランがありますか？」このような要望に細かく答えてくれるはずがありません。「太陽光パネルが設置されているから当社しかリフォームできません」といった、いわゆる顧客の囲い込み手法で、無駄な仲介費用が発生するといったパターンが多いのが現状です。
ですから、屋根リフォームは太陽光パネルが付いているいないに関わらず、やはり「屋根専門店」に依頼するべきでしょう。まずは屋根専門店に相談し、太陽光パネルの脱着が必要なのであれば、改めて太陽光パネル脱着をご自身で選択された別業者に発注するという、いわゆる「分離発注」が、無駄な仲介料が発生しないベストなやり方かもしれません。
ちなみに、３２６リフォームでは、実広社長と同い年の電気工事士が太陽光パネル脱着に駆けつけてくれますので、太陽光パネルの脱着は一般的なリフォーム業者に比べてかなりお安くさせていただけますので、ぜひご検討下さいね♪
以上、太陽光パネルのついた屋根リフォームについてでした！
最後までお読みいただきありがとうございました。屋根、外壁をはじめとしてお住まいについてお困りのお客様は、何でもお気軽にご相談いただければと思います！
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました！このブログでは、皆さんに屋根リフォームに興味を持っていただけるような内容を発信しています。今後もぜひチェックをよろしくお願いします！
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