ブログ

工場の環境改善その①「モニター屋根」

皆さんこんにちは!岸和田市・泉州の屋根リフォーム・雨漏り専門店326リフォームです。ようやく秋の深まりを感じ、日中の暑さがやわらいできた今日このごろ、今年のような記録的猛暑から作業員の身を守るためにも、今の工場環境を改善したいと思う経営者の方々が少なくないと思われます。

そんな企業様のお悩みやご要望にお応えするべく、今回は「モニター屋根」についてご紹介いたします。

自然換気の法則にかなった構造に

まず、モニター屋根とは、一般の屋根形状とは異なり、主に切妻屋根の棟部分に飛び出ている二重屋根のようなものです。屋根と屋根の間は外壁になっているので雨漏りはしませんが、少々のスキマが空いており、そこを空気が自由に出入りできる構造になっています。断面で見ると、似たような構造に「ベンチレーター」や「ルーフファン」がありますが、こちらは主に建物の端から端まで同じ構造となっている場合が多いです。

一般的によく見られる建物は、大型の工場や倉庫、それも室温が通常よりも暑くなりやすい「製鉄所」などの機械の熱が発生しやすい企業に多く見られます。

モニター屋根の略図

そして、このモニター屋根は「自然換気」というものを引き起こします。自然換気とは、室内と室外との気圧差により生まれる風力や、室内と室外の温度差によって、自然と空気の流れが起きる現象を利用して、室内の空気を正常にしたり、温度を保ったりすることができます。

モニター屋根の実例

モニター屋根は、前述のとおり室内が暑くなる工場などに多く見られます。近辺ですと、阪神工業地帯に多く存在する製鋼会社の屋根、24時間連続で運転する溶鉱炉などに多く見られます。

また、身近ですと電車の上にもモニター屋根が搭載されています。理由はそれぞれありますが、きれいな空気を取り入れて有害な空気を排出する、なくてはならない構造と言えるでしょう!

モニター屋根の外壁改修の現場調査

モニター屋根は、通常の屋根外壁に比べて構造上どうしても雨漏りのリスクや、過酷な環境による劣化が多い箇所となっています。今後も正常な機能を保つ上で、気になる方は以上がないかを一度点検をしてみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。屋根、外壁をはじめとしてお住まいについてお困りのお客様は、何でもお気軽にご相談いただければと思います!

本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました!このブログでは、皆さんに屋根リフォームに興味を持っていただけるような内容を発信しています。今後もぜひチェックをよろしくお願いします!

岸和田市・貝塚市・高石市・泉大津市の屋根リフォーム・防災・雨漏り専門業者326(ミツル)リフォーム

福利厚生倶楽部加盟店
©2022 326リフォーム