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【新築・改築必見!】雨漏りしにくい建物の形とは?

みなさんは家を建てる時に、どんな形状の建物にしたいですか?その考えの元は、もちろん快適な住環境を求めるためでもありますが、多くの方はデザインにこだわるという要素のほうが大きいと思います。それもそのはず、快適な間取りを作ろうと思えば、箱である建物の形状はシンプルであればあるほど自由度が高くなりますが、少しでも他のお家との差別化を図ったり、モダン、高級感、堅牢的、などなど外装にも色々なこだわりを持たれて楽しまれる方は少なくありません。

建築費用という面からも、シンプルな形状であればあるほどコストが抑えられるという話は聞いたことがあるかもしれません。外壁の出隅(ですみ・出っ張った角)、入隅(いりすみ・へこんだ角)が多くなるだけで、基礎、外壁、屋根などの納まりが複雑となり、その仕舞いにコストがかかるのです。

では、屋根の形状という観点で、雨漏りしにくいのはどのような屋根なのでしょうか??

ズバリ!シンプル・イズ・ベスト!!

皆さまが御望みのお答えにはならなかったかも知れませんが、やはり何と言ってもシンプルな屋根形状が一番、雨漏りが発生しにくい屋根となります。

シンプル代表の屋根形状たち

上の図の中でも、一番シンプルな形状は「片流れ屋根」です。最近では真しかくの建物形状に、ガルバリウム金属の片流れ屋根を施したお家を目にすることが多くなってきました。建築費用を抑えられ、雨漏り性能も高いという理にかなった建物だと言えます。

次に切妻、方形、寄棟の順番で、徐々に雨漏りリスクが上がってきます。この3種類は、主に棟部分からの雨漏りが予想され、棟板金の損傷具合を気にする必要がでてきます。

陸屋根は、屋根材で覆っているというよりも、屋上のような構造である場合が多く、防水材(ウレタン塗布、アスファルト塗布、シート防水など)で雨漏りを防いでいるので、その防水層が経年劣化や損傷したりすると、雨漏りの可能性が高まります。

差しかけ屋根、その他に上の図にはない入母屋、しころ屋根など、複雑な形状になればなるほど、役物を取り付ける部分が増え、そこからの雨漏りリスクは高まることになります。

役物からの雨漏りがダントツで多い

屋根は通常、平らな部分には「ルーフィング」という防水シートが張られているので、たとえ屋根材と屋根材のスキマから多少の雨水が入ってきたとしても、ルーフィングでさえぎられて流れていくので安心です。

ですので、雨漏りがするとしたら「役物」部分が圧倒的に多いわけです。役物(やくもの)とは、スタンダードな形状の屋根材ではなく、棟、コーナー、屋根の端などに取り付けられる特殊な形の部材のことです。

役物の中で一番雨漏りが多いとされているのは、外壁と屋根をつなぐ部分に取り付けられる「雨押え」です。外壁に当たった水が、屋根へ流れる前にスキマをつたって雨漏りを引き起こすわけです。

これがついているのは、「下屋根」(したやね)、下屋(げや)とも言いますが、これがついていると建物が複雑になり、雨漏りのリスクも高まるということになるでしょう。

もちろん、プロの屋根専門業者が、熟練の技術で施工すれば、雨漏りをすることはほぼないでしょう。ですが100%を保証するのは難しく、かなりの板金技術やノウハウ、経験の必要なことです。

今回は、雨漏りの少ない建物形状について、やはりシンプルが一番という結果となりました。ですが、一生に一度の買い物、何を最優先にお家を建てられるかは価値観、お好みなどお客様それぞれですので、雨漏り性能を重視される場合に、屋根形状、屋根業者選びの一つの参考にしていただければ幸いです。

326(ミツル)リフォームはお客様の要望をお聞きしながら、悩みや課題を解決し将来的に長く住んでいただけるようなリフォームを提供しております。この記事を読んで屋根リフォームに興味を持っていただいた方は、ぜひ326(ミツル)リフォームにお気軽にご連絡ください!

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