前回まで【施工方法解説】と題して「屋根カバー工法」と「屋根葺き替え工法」について詳しく解説してきました。第三回の今回は「棟板金交換」について解説をします。多くの皆さんにとっては聞きなじみのない工事かと思いますので、この際に知っていただけると嬉しいです♪
まず「棟板金交換」の説明の前に、「棟」の説明をします。棟とは住宅の最も高い位置に取り付けられている屋根の部材ことであり、中でも金属製のものを棟板金と呼んでいます。しかし、すべてが金属製というわけではなく、下地は木製であることがほとんど。この棟板金(上部は金属製+下地は木製)を交換することが「棟板金交換」ですが、ではなぜこの工事が必要なのでしょうか。
結論から言うと、「金属製の上部は錆びやすく、木製の下地は腐りやすい」からです。長年雨風にさらされた棟板金は金属部分が錆びていたり、木製部分がやせ細って腐っていることが多々あります。これを放っておくと、強風の際に飛ばされてしまう原因になってしまいます。そのため、屋根自体が傷んでいなくても、早めに対策する必要があるんです!
もし、風で棟板金が飛ばされてしまうようなことがあれば、どうなるでしょうか。ご自宅のその他の部分を損傷させる要因になりますし、物損ならまだしも人的な被害を出してしまう恐れも考えられます。大切なものを守るためにも、ぜひ一度「棟板金交換」をご検討ください!なお、オプションにはなりますが樹脂製の下地を選択してもらえると、さらに高い強度を実現できます。木製のものに比べて腐りにくい部材でもありますので、結果的に長持ちすることを考えると、良いオプションかと思います。ぜひ一度、併せてご検討くださいね♪
さて、今回は「棟板金交換」をご紹介しました。あまり聞き馴染みのある工事ではないと思いますし、屋根全体の工事や塗装に比べると地味な工事かもしれません。しかし、様々なものを守るために重要度の高い工事です。少しでも気になった方がいれば、326(ミツル)リフォームにご連絡ください!
本日もブログをお読みいただき、ありがとうございました!このブログでは、皆さんに屋根リフォームに興味を持っていただけるような内容を発信しています。今後もぜひチェックをよろしくお願いします!
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