施工事例
2023年7月12日
すでにカバー工法で二重屋根になっていた88折板屋根の上葺きを解体し、雨漏り原因を補修して、新たな折板をかぶせるという工事です。
1.安全のため、まずは外周足場を組み立てます。
2.雨漏りで内部床と天井がブヨブヨになっていたため漏水調査からはじめ、軒先の水が古い下層の屋根をつたっていることが判明しました。
3.今回撤去する、上層の屋根を解体していきます。
4.ブロワなどを利用してほこりをふきとばし、屋根を葺く前にきっちりと清掃をします。
5.屋根材をクレーンで揚重します。長さが短いため、そのままワイヤーで吊り上げることができます。
6.吊り上げた屋根材を順番に伏せていきます。
7.もともと勾配が緩いため、重ねた部分から水が入らないように「フリーバンド」という止水テープを貼ります。
8.軒先水切、軒先面戸を取り付け、折板と面戸の隙間から吹き降って雨水の侵入を防ぐためにコーキングをうちます。
9.折板の軒先に尾垂加工をして、切り込みを入れて水が裏側につたわないようにします。
10.軒樋を取り付けていきます。
11.最後に、既存の屋根上の配線を結束し、しまいをしていきます。
12.外周足場を解体し、工事完了となりました。